日本ペンクラブ人権の集い'98のご案内

 日本ペンクラブでは、諫早問題をメインテーマとして「日本ペンクラブ人権の集い'98」を下記の通り、6月8日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷にて開催します。
 日本ペンクラブは、昨年6月に「諫早湾干拓潮受け堤防に関する声明」を発表し、堤防の締め切りに対して強く抗議をしてきました。本年5月11日、12日には、梅原会長以下、役員、理事が閉め切り1年後の諫早湾現地を取材しています。今回の集いでは、諫早湾の現状を踏まえた上で、この問題を問い直すと共に、自然環境が日本の文学、文化にどのような意味を持ってきたのかを考え、今後何をすべきか、文学者としての提起を行いま
す。
 当日はゲストとして、映画監督の龍村仁氏や、諫早干潟緊急救済本部代表の山下弘文氏も出演します。ぜひご来場ください。

日本ペンクラブ人権の集い'98
「環境と文学と人権を考える」


プログラム

<第一部>司会:高橋千劒破(日本ペンクラブ人権委員長)

挨拶と報告「諫早湾はいま!」梅原猛(日本ペンクラブ会長)
潮受け堤防を閉めて一年を経た諫早湾を現地取材、その報告を兼ね、環境と文学と人権について問題を提起します。
ミニ講演「地球交響曲とわたし」龍村 仁(映画監督)
ゲストとして「地球交響曲」(ガイアシンフォニー)で高い評価と多くのファンを持つ龍村氏を招き、グローバルな視点での地球環境 についてお話いただきます。


<第二部>司会:同前

シンポジウム「環境と文学と人権を考える」
諫早湾の問題をメインに、文学者としての立場から、環境と文学そして人権などについて、それぞれが発言します。

発言者
梅原 猛、龍村 仁氏に加え
加賀 乙彦(日本ペンクラブ副会長)
小中陽太郎(日本ペンクラブ専務理事)
下重 暁子(日本ペンクラブ常務理事)
加藤 幸子(日本ペンクラブ理事)
高田  宏(日本ペンクラブ理事)


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